週末ともなりますと、開店から約1~2時間でフル稼働してしますスポーツ館の1円パチンコの増設。
今回は試験的な増設
8月11日~8月19日の9日間の期間限定増設となります。
新設1円島10台 | 既存1円島10台 | 既存1円島14台 |
新設1円島10台 | 既存1円島10台 | 既存1円島14台 |
マーキング部分の20台島が今回増設箇所となります。
何を試験するのでしょう?
なぜこの時期まで1円を増設しなかったのか?
これはスポーツ館の経営者が、1円を増設する事で4円顧客が1円にドロップアウトする事に懸念していた、これが最大要因となります。
しかし、冒頭にも記載した通り、スポーツ館の1円島は開店1時間~2時間でほぼフル稼働となります。
その後の時間に来店されたお客様は
・空台が出るまで待つ
・他店へ移動する
上記のアクションとなります。
空台がない状態となりますと、一度離席すると自分が打てなくなるので中々離席する方も出ません。
現場の肌感として、自店の1円が足りないのでお客様が他店へドロップアウトしているという感覚が強いです。
実際にそのようなデータも出ています。
であれば、繁忙日に増設し、4円顧客のドロップアウトは起きないという確証を得て、経営者へ今後繁忙日のみの1円増設を実行しお客様を囲い込む必要があるだろう。
という実験増設となります。
懸念される事が
現在も人員の不足が起きています。
その中で1円を増設するのは中々な自殺行為でもあります(笑)
もしこのブログを読んでいる方で、1円ユーザーの方いましたら
11日~19日は早め早めの呼び出しランプ使用をお願いいたします(笑)
成功のジャッジ
まず、経営者が懸念している事が起きないという事が成功の大前提となります。
・4円Pの集客を落とさない
・20円Sの集客を落とさない
1円Pと20円S、ここは思いのほか回遊性がありまして、20円→1円への完全移行は相当な痛手となります。
48台営業にて、開店1~2時間でフル稼働していたのであれば、正午までには60台程度の稼働は見込みたいですね。
これが成功すれば繁忙に1円を増設する事が定例となり、今後のスポーツ館の集客に大きなプラスとなります。
実施結果
PDCAで考えますと、初日のCとなります。
まずは結果報告
初日のMAX稼働人数ですが、61台/68台となりました。
稼働率で89.7%
えぇとですね、正直もう一声欲しかったというのが本音です。
この稼働率の一因として
増設島の機種構成に難がありました。
この増設島の稼働率が、50%程度しか無かったが故に、総合の稼働率が89.7%と盆営業初日であり、かつ増設初日でありながら何ともショボイ結果となりました。
正直赤点だったなと現在反省中。
何が問題であったのか
これはもう明確な理由がありまして
増設島の機種の確率帯が辛すぎた、という事が大きな問題です。
20台増設島のアウト上位10台と、下位10台の特賞確率の平均を見ますと
上位10台特賞確率=1/157.5
下位10台特賞確率=1/216.7
やはり1円パチンコ打つ方は、確率帯の低い機種で、長く遊びたいというのが本音です。
もう一つの問題点として
当日のホールスタッフ数が極端に少なく、既存1円パチンコ島から新設1円パチンコ島へのお客様の誘導、これが正直ほぼ全く出来なかった。
箱積み営業店舗の宿命ですが、スタッフ数によって各種オペレーションが左右されるのは辛い所です。
店舗全体としての評価は?
4円パチンコ、1円パチンコ
上記2カテゴリの、総打ち込み玉数、売上については先週日曜対比で上昇しています。
20円スロット
上記について、総打ち込みメダル数は先週日曜対比上昇、売上については先週日曜対比減少となりました。
売上について、営業の早い段階でお客様が餅メダル(玉)プレーになりますと、消費金額が下がります。
もっとかみ砕きますと、早い時間にメダル沢山出ると売上は当然下がります。
11日はこの現象がおきまして、打ち込みメダル数は多い物の、売上は下落となりました。
1円パチンコを増設する際の懸念事項
1円顧客が増加し、4円顧客が減少する。
上記が起こる事を恐れていたのですが、初日に関してこの現象は起きなかったのでひとまずは成功という事となります。
(あくまで初日の所感です)
1円増設に対しての改善点
設置機種の確率が辛い以外にも数点問題が起きました。
計画から実行まで極端に時間が少ない施策であった為
・機種の問題
・人員数の問題
・設備の問題
・部備品の問題
等が発生しました。
中でも人員数の問題に更に拍車をかけそうな問題として
増設1円コーナーで使用している玉箱の重さの問題。
これが発生しました。
私が約2年前スポーツ館に着任して、まず初めに改善しなくてはと改善した問題が
1円パチンコの玉箱の容量が多く、箱を上げ下げする際の腰負担が大きいという問題でした。
これについて、経営者を説得し容量の少ない物に交換した経緯があります。
今回の1円増設の際、新しい玉箱を準備する事が出来ず、この容量の多い玉箱が復活してしまいました。
私も何度か交換業務をしたのですが、身長が低い私にとって、かなりな重労働となりました。
これでは女性スタッフが苦労してしまう。
集客の問題も重要ですが、実際勤務してくれているスタッフのケアも重要です。
盆期間に入っているので早急に手配は出来ないのですが、業者が動き次第手配する事とします。
1円増設初日の所感は以上となります。
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