パチンコ店でスタッフとお客様が日常会話をしている、この光景を皆様はどのように捉えますか?
情報の漏えいを危険視して、お客様との会話を禁止している店舗様等も存在します。
パチンコ店の店長業務の一環に、スタッフの育成がありますが、スポーツ館ではお客様と会話をしないさいという教育も施しております。
今回は少し拡大的なお話になり、段落的にタイトルと逸れた内容になってしまうかと思います。
またバックデータ等は完全に無視したあくまで私見ですので、そこの所は御了承下さい。
お時間ある方はどうぞお付き合い下さい。

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切れる老人
パチンコ店での事例
切れる老人というワードを聞いた、見た事が有る方は多々いらっしゃると思います。
パチンコ店で切れる年配の方の事例として、ユニットに現金を入れたが入金表示がされなくておかしい、どうなってるんだ!
このような事は日常的に起こりえる事象です。
その際該当のお客様へ、ポケットやお財布にカードは入っていませんか?等と質問をするのですが
中々な高確率でそんな事は無い!とつっぱねられます。
大変申し訳ございませんが、いまいちどのご確認のご協力をお願いします。
このようなイメージで探して頂きますとこれまた中々な高確率で発見されます。
その際本当に驚いた顔をされるんです。
パチンコ店以外では、例えば病院の待ち時間に切れる、スーパーの会計で待たされて切れるetc・・・
何故切れてしまうんでしょうか?
私が小さい頃を思い出しますと、年配の方は皆様優しくニコニコしていた印象を持っていました。
現在と過去の違い
ここからはあくまで私見+過去見た聞いた記憶を手繰り寄せての内容となります。
私が小さい頃、今から30年以上前の記憶です。
母や祖母と買い物に出かける際、買い物に行くのは所謂スーパーマーケットでは無く鮮魚店、精肉店、青果店等が集合していたアーケード?的な場所での買い物が多かったと記憶しています。
母や祖母が買い物をしている間、そのアーケードに存在する本やさんで私はドラエモン等を立ち読みしていたと記憶しています。
買い物を終えた母や祖母が本屋に私を迎えに来て、本屋の店主さんに挨拶をする。
数回に一度は単行本を買ってもらえるのが嬉しかったと記憶しています。
で、この買い物時間がまぁ長いんですよ。
何しているかといいますと、各商店の方やそこに買い物に来た方とお喋りしてるんですね。
そして時は流れて、現在私も家庭を持ち家族と買い物に出かける事が多々ある訳ですが、近所のスーパーやショッピングモールに買い物へ出かける事は有っても、町の個人商店で買い物をする機会はほぼ皆無です。
あるとすれば専門的なお菓子やさん、パンやさん等でしょうか。
そこが一つ過去と現在の差となりまして、もう一つの差は買い物の際に家族以外と会話をするか?
という点となりますが、これもほぼ皆無となります。
会話の重要性
ネットが発達して、顔を合わせての会話という事が減ってきたなという所感を持っています。
弊社もそうなのですが、現在はグループウエアを使用しておりまして、GR店の店長等とはほぼ文章でのやりとりとなります。
弊社は一番遠い店舗でも車でスポーツ館から約1時間、その他店舗は車で10分程度の場所に店舗が存在するのですが、月一本社会議以外では一ケ月程度声を聞かないなんて事も有ります。
グループウエア導入以前は電話でやりとり等していたので親近感があったのですが、便利になった反面関係性は以前よりも希薄になった感が否めません。
また各種SNS等でもそうなのですが、文章だけのコミュニケーションですと感情が伝わらないので誤解を招いたり、疑心暗鬼になったりする経験をした方も多いと想定します。
これが、顔を合わせて会話すると一瞬で誤解が解けたりします。
フェイストゥーフェイスでの会話はとても重要ですよね。
年配の方の会話場所
ここまで記載してきた事を考慮して、現在の年配の方々が会話出来る場所ってどこに存在するかな?と考えてみます。
・個人商店
現在では大型スーパーやショッピングモールが増加し、町の個人商店等はあまり見なくなってしまいました。
ここでの会話というのは、あくまで個人的な所感なのですが年配の方々にとって比較的重要な場所だったのではないか?と想定します。
・家庭
核家族が進行し、独り身の方も増えていると想定します。
そうなりますと家庭での会話等も減っていると想定します。
・町内会
参加している方々は会話が出来良い環境と想定します。
・ネット社会
ここでの会話は実はストレスになる可能性も高いのではなかろうかと。
・その他
パチンコ店とかどうです??
切れる要因
暴走老人というノンフィクション書籍が大変参考となります。
Wikipediaから部分的に引用します
老人特有のコミュニケーション不全を憂い、その原因を考察している。
とても分かりやすいのですが、コミュニケーションをとる場所等が無くなってきているのも問題かと想定します。
パチンコ店での会話
ここまで書いてきた事を少しまとめます。
過去と比較して現在は気軽に会話が出来る場所が少なくなった。
年配の方は加齢とともにコミュニケーションがうまく取れなくなってしまう。
私が小さい頃から、ある程度の年齢になるまで切れる年配の方なんて言葉はしらなかった。
で、そこでパチンコ店が登場する訳です。
どうぞスタッフと会話して下さい!
会話出来る場所を設置しています。
なんなら店長と会話出来る場所と時間設置してお客様とこたつ入ってミカン食べるでもいいかなって。
これは充分立派な社会貢献だと思うんです。
先細りする事が目に見えているP業界、小規模な店舗でも出来る事はまだまだ存在すると思います。
本日もかなりまとまりが無い更新で申しわけないのですが
今回は以上となります。
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