今朝ニュースを見ていたら
警官の前で踊って挑発する姿をTITOKにあげる若者が多い
そんなニュースが流れていました。
実際に動画をあげた方にインタビューしている音声が流れていたのですが
32歳の方に・・・
ん?若者??32歳???
全然若くねぇ!!
いやまて、32歳になったいい大人が
警官の前で挑発ダンス、そして中指立ててる
何でそんな事すんのよ??
スマホの普及の恐ろしさ

naobim / Pixabay
バカッターという言葉はもう日常生活に溶け込みましたね。
今回の動画はそれと同様な臭いを感じます。
いや、普通に面白くないし、何なら嫌悪感を感じますよ。
警察の方々は私達の安全の為に、朝も昼も晩も身を粉にしている訳で
そんな方々を侮辱する動画って何が面白いのか。
いや、私が年よりなだけかもしれませんがね
スマホの普及によって文章を読む事が激減した世代が現在の若者世代ですわな
文章を読む事って実は結構大切で
読書中のみならず、読書から数日たった後でも、左側頭葉内部での連結が高まっていることがわかった。この部分は言語、記憶、聴覚をつかさどる部分であり、この部分の活性化は、「意味の具現化」を行っている可能性を示唆している。
上記の文章はアメリカのエモリー大学という大学の研究チームが
小説を読む事で脳の中にどのような変化が起きるか?を実験した結果の一部分です。
例えばですが
文章を読む事で、これはダメな事だ、これは問題である等と意味を具現化する事が出来そう。
でも読んでないので、SNSにこのような事を投稿する事で
こんなにも問題になってしまうという事が脳の中で具現化出来ない人々が増えているという事にもなりそう。
アカンですよコレ。
スマホ普及からのネット依存

fancycrave1 / Pixabay
ファンビング(Phubbing)って言葉知ってます?
スマホが気になって気になって仕方がなく、目の前に実際に居る人の事をシカトする行為をファンビングというそうです。
これってどんな状態?というと
目の前に実在する人間よりも、スマホの向こう側に居るSNSの人たちとの繋がりが大切にする
こんな状態のようですね
だから通常の思考ではあり得ない、警官を挑発するようなダンス動画をSNSにアップする
面白いと思ってもらえる、イイネして貰える、自己承認欲求大爆発!
だからこんなバカげた行為を行うんですわなフンッ
ただ、一概に馬鹿げた行為とくくるのもアレっぽいです
明治大学の教授さんが
「ネット依存によって現代人の脳の構造がかわりつつある」
という文章を掲載されています。
ファンビングという言葉も、この教授さんが書いた文章を読んで知った言葉だったりします。
生まれた瞬間からスマホやタブレットと近しい生活を送る
その結果今まで私達が常識と考えていた事とは違う思考を持つ若者が増えている
脳の構造が変わっていると
どうするべきか?

edar / Pixabay
SNSとの付き合い方等を文章化して授業として取り入れたりする必要性がありそうですわなぁ
新入社員研修等でもSNSとの付き合い方、文章を読まない事の危険性等を伝える必要性は充分ありそうです。
とにかく文章に関わらせる必要があるな、というのが私個人の感想です。
ネット依存、ネット脳等で検索すると色々怖い話が出てきます。
一度自分で理解して、自分の子供、部下、家族と情報を共有した方が良いと思いますわ。
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